竪川SLAPP訴訟 この裁判の何が問題なのか?

 裁判を起こした原告は、江東区役所職員の治療費を肩代わりして払った「地方公務員災害補償基金(基金)」。その内容は、3年前の区役所で抗議し不当逮捕された園さんに「不当逮捕時に江東区職員に怪我をさせたため、治療費を払え」というものです。

<訴訟で、基金と江東区役所が主張する事実関係はデタラメ!>
 基金と江東区は、職員が「頚椎捻挫になった」と主張し、労災認定としていますが、その頸椎捻挫の原因を、園さんが「前方から両手で首をしめた」 からだとしています。区役所の抗議の場で、両手両足をつかまれて暴力的にはじき出されたのは園さんの方。「両手で首をしめた」とは全くのデタラメです。

<スラップ訴訟を起こされています!>
 原告は「基金」ですが、労災の原因となる行為を首をしめたと加害をつくりあげ、支払いをさせようとしているのは、江東区にほかなりません。
基金が裁判で請求している金額は少額です。裁判にかかる費用はこの額を優に上回る事になると思われます。支払いよりも嫌がらせが目的です。
この構図は、近年非常に問題となっている、言論・運動を萎縮させるために、行政権力が民間人を訴える「SLAPP訴訟」に当たるものです。裁判を、社会運動への妨害の道具として使 うこの裁判のあり方自体を問題にしていきます!

<背景にある、竪川河川敷公園での野宿者排除問題>
 3年前の2012年2月と12月、竪川河川敷公園では野宿者の強制排除が2度も行われました。行政代執行というこの制度は、区役所の職員自身が野宿者の小屋に手をかけて破壊し、すべてを持ち去っていこうとするものです。あれから3年。貧者を排除し、まちを富裕者のために作り替える動きがオリンピックを契機として東京の至る所で進んでいます。今回の裁判の背景にあるのは、この竪川河川敷公園での野宿者排除の問題です。

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竪川SLAPP訴訟 この裁判の何が問題なのか?」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 竪川SLAPP訴訟第1回公判 傍聴レポート | まけたま!

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