傍聴に来てくださった方々へのお詫びと、竪川SLAPP訴訟 第5回(最終弁論)傍聴レポート

2月2日最終弁論の裁判の報告が遅くなりました。が、その前に堅川SLAPP訴訟をたたかう会よりお詫びがあります。
当日予定していた裁判前のアピール及び裁判後の報告会が、当該園さんの体調不良と、たたかう会の不手際、そして予測していなかった事態により、予定通り行えませんでした。
堅川SLAPP訴訟に注目し応援に駆けつけていただいた皆様には、予定をやりくりしていただいたり、貴重な時間をさいて朝早くから集まっていただいたにも関わらず、会からの訴え、そして最終弁論の報告をお伝えできず、大変申し訳ありませんでした。堅川SLAPP訴訟をたたか会一同、深くお詫び致します。

裁判前のアピールでは園さんの訴えを届けることはできませんでしたが、法廷においてはしっかりとたたかいました。
原告である地方公務員災害補償基金の代理人である黒野氏からは、特に弁論はなし。正当に訴える事柄がないのでしょう。

対して、堅川SLAPP訴訟弁護団からは、以下のような弁論がなされました。
「堅川SLAPP訴訟弁護団 最終弁論」
https://tatekawaslapp.wordpress.com/2016/02/17/%E5%A0%85%E5%B7%9Dslapp%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%9B%A3%E3%80%80%E3%80%8C%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%BC%81%E8%AB%96%E3%80%8D/

「頸椎捻挫をうけた」とする江東区職員Kの、「被告に前方から両手で首を絞められた」というイラストの主張から、前回11月19日の証人尋問において、「のど輪のような形で両手でついてきた」とイラストとは違う、新たな表現を行っていること。
また、堅川弾圧の刑事事件において、検察に聴取された際の供述では、「首を絞められた」とも、「頸椎捻挫をした」とも、一切なかったこと。
これらのことから、江東区職員Kの供述は、不自然で認めることはできず、この訴訟が棄却されるべきだということが論じられました。
また、そもそもこの堅川SLAPP訴訟は、堅川河川敷公園で、江東区が野宿者を暴力をともなって排除したことにさかのぼります。その際の、江東区職員の暴力、区での抗議の際に職員の実力行使によって排除されたこといついて、宮下公園国賠訴訟決を引き、江東区職員の違法性を改めて問いただされました。
宮下公園国賠訴訟、判決では、渋谷区職員が、抗議する支援者らを担ぎ上げて実力をもって排除したことに対し、違法との判断がなされ、損害賠償の支払いが命じられています。
(参照 みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会 勝訴判決
http://minnanokouenn.blogspot.jp/search?updated-max=2015-10-15T00:07:00%2B09:00&max-results=10 )

堅川SLAPP訴訟弁護団、最終弁論
ところで、被告が参考資料として提出した東京高等裁判所平成27年(ネ)第2104号損害賠償請求事件の判決は、渋谷区の職員らが抗議をしていた支援者らをその意思に反して実力で排除した事案に対し、違法の評価を行い、支援者側の勝訴が確定している。
すなわち、本件で江東区職員らが行ったのと同種の行為に関し、違法との評価を加え、損害賠償義務を認定したのである。
してみれば本件は、そもそも江東区の方こそ、自らのなした実力排除の違法性を問われるべき事案だったのであり、本件に先立つ刑事裁判において全く問題とされなかった被告の行為の違法性が問われるような筋合いの問題ではないのである。
https://tatekawaslapp.wordpress.com/2016/02/17/%E5%A0%85%E5%B7%9Dslapp%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%9B%A3%E3%80%80%E3%80%8C%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%BC%81%E8%AB%96%E3%80%8D/

そして、弁護団の後に、園さんによる最終弁論がなされました。詳細は、以下のリンクからご覧ください。
https://tatekawaslapp.wordpress.com/2016/02/09/%E5%A0%85%E5%B7%9Dslapp%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E3%80%80%E5%9C%92%E8%89%AF%E5%A4%AA%E3%80%8C%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%BC%81%E8%AB%96%E3%80%8D/

その、最終弁論の途中でのことでした。
傍聴をしに来たものの、裁判所の割り当てた429法廷(警備法廷)の席が少ないため、傍聴できない人が廊下で待機している状況が常にあります。
2日の裁判でも、傍聴できずに待つひとがいましたが、法廷と通路を隔てる警備柵を出られた方が、(単なる通路を出ただけなのに)傍聴を放棄したとして、傍聴券は無効だと裁判所職員が言い、再度入ろうとしても入れようとしません。後から来られた方に、傍聴券を譲ろうとしても、放棄した傍聴券だからダメと言い張ります。
しかし、傍聴券はそこに○○さんの傍聴券と記名されて割り当てられているものではありません。法廷内と外の行き来ではなく、(鉄柵で勝手に分断されているだけで)本来はただ通路の行き来で、放棄したと言われても納得できません。その様子を見た傍聴者が、弁論中に裁判長に「傍聴させてほしい」と発言しましたが、裁判長は却下し、発言者は退廷を命じられ裁判所職員に囲まれ無理やり連れていかれました。
この際、裁判所職員によって傍聴者は怪我を負い救急搬送される事態になり、裁判後に傍聴者が残り、3時間に渡って説明を求め抗議しました。
詳しくは、次に続く、「東京地裁の不当な傍聴妨害と暴力への抗議声明」をお読みください。

裁判所による傍聴妨害と職員による暴力は不当で許しがたいものでしたが、裁判闘争での最終弁論は、弁護団、当該の園さんともに、このSLAPP訴訟のおかしさ、本来問われるべき江東区の暴力について、しっかり訴えるものとなりました。
次回が、判決となります。3月29日(火)15時~、東京地裁にお集まりください。

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